アリウム.ギガンチウム
ネギ科ネギ属(アリウム属)の秋植え球根。
10月末ごろ植え付ける。
休眠中の耐暑性はやや弱いが耐寒性は強い。
花は5月~6月に直径15cm前後の球状の花序に
紫色の花をつける。草丈は120cm前後になる。
花は2年目からだんだんと小さくなり3~4年で
球根が腐り無くなってしまうことがよくあるので、
3年程したら新しい球根を植えるようにしている。
1球あたり400円~600円はするので沢山植え付けるのを
ためらってしまうが、丸いボンボンが庭先を賑わす光景を
想像すると、欠かせない秋植え球根の一つである。
写真は数年前の6月末頃撮ったもの。テーマパークのガーデンに植えたギガンチウム。
小道の脇に咲いているのはアルケミラモリスやピンクのコーンフラワー、シロツメグサなど。
その後ろに咲くネギ坊主のような紫色のギガンチュウムは
ガーデンを引き立て、その存在感はとても大きい。
日本水仙などの早咲きはお正月前頃から、
4月頃咲く原種のチューリップ、
パイナップルのような形で7月頃咲き始める白花のパイナップルリリーなど、冬から初夏まで順次花を楽しめる球根をプランを立てて植え付けるといっそうガーデンが楽しくなるだろう。