Lavori da giardino今日の庭仕事🌿《庭木の剪定 》山梨県甲斐市 2017.12.28

今年の仕事納めは韮崎市神山町の泉勝院と
甲斐市宇津谷の金剛寺の庭木の剪定作業。
泉勝院さんの庭を造らせて頂いてから5年半程経過している。
今回は墓地の周りの庭木の手入れをした。
金剛寺さんは主に生垣のレッドロビンや山茶花の刈り込みをした。

金剛寺さんは高台の墓地から正面に富士山、後方に八ヶ岳が見える眺めの良い場所に位置する。
敷地内に観音堂があり、この中に十一面観音様が安置されている。甲斐国三十三観音の一体とされておりここは霊場十二番札所にあたるそうだ。
曹洞宗 般若山 金剛寺さんは甲斐武田氏十二代当主武田信春公開基で開創より六百余年の歴史を持っている。
私の祖父祖母、両親はこちらの墓地に眠っている。

今年も一年、怪我や事故も無く無事作業を終えることができました。職人の皆様お疲れ様でした。
来年もよろしくお願いいたします!

《frutteto果樹園》2017.12.26-1

 

 

 

 

 

 

 

 

12月からブトウ畑を借りることになった🍇
山梨市南地区近くで、関東道路八幡南ランプを降りた道路沿いに
位置する。広さはどれくらいだろうか。
既存のブトウの木が10本程あり、ネオマスカットが5本、
小さい木のピオーネが5本。
ブトウ畑を引き継ぐにあたり、最近流行りのシャインマスカットをT字型の仕立てでと考えた。しかし、ブトウ栽培の経験がほとんど無い私では、初年度、既存のネオマスカットの栽培を勉強しながら試行錯誤して経験していくことが良いと思い、ここからスタートすることにした。
初めに、ピオーネを5本小さく伐採してネオマスカット5本を残した。剪定は来年1月末頃の予定。
今後、ネオマスカットの栽培をしながらブルーベリー、ラズベリーなども育ててみたい。
ゆっくりじっくり学びながら、ライフワークとして畑仕事をしていきたい!

eventi《野の学校》山梨県甲斐市 2017.12.22

野の学校、一年の締めくくりの12月の会。
午前中、ログハウスの大掃除、夜は忘年会をした。
男性は主に窓拭きと外回りの掃除。
女性は台所の整理と掃除。
一年間お世話になったログハウスをみんなで掃除して
一年に感謝した。
お昼ご飯は山で収穫して冷凍保存してあったきのこ類や
それぞれが家で育てた野菜たちを使ってほうとうを作った。
とてもとても美味しかった🍲

夕方からは忘年会の準備が始まった。
鶏の赤ワイン煮、静岡から取り寄せた鯛のカルパッチョ、
牛肉のステーキ他沢山の料理と、シャンパーニュ,白,赤のブルゴーニュやボルドーのワインで乾杯🥂
灯の漏れない真っ黒な夜空に
沢山散りばめられた星たちに感動した🌌
毛布やストールを被り寒さをしのぎながら
子供のようにみんなで喜べたことが素敵だった!

野の学校は多方面の人達が11名集まって構成されている。
大学の先生や写真家の方を始め、織物や歌手活動をされている方など様々。
毎月テーマを決めて学び、ゲストを招き、合わせて料理を楽しむ。山登り他、野外活動も行う。
私は仕事から離れ、様々なことを学びながらライフワークとして
楽しんでいる。

人の集まる場所はどちらかというと苦手だった私だけど
皆さんに出会い、料理を楽しみ、共に学ぶ中で人との関わりに慣れていくことができた。
この山あいの自然の中で疲れた身体や心が癒され、
いつしか居心地が良く、かけがえのない大切な場所となった。
今年も1年ありがとう!
来年もよろしくお願いします😃

Lavori da giardino今日の庭仕事🌿《山の作業5 山梨県甲斐市》2017.12.7

山はすっかり冬の景色に変わっていた。
サクサクと音をたてながら歩く山道には霜が降りていた。
今日は今年最後の山の作業日。
時期は遅いが原種のチューリップの球根を植えた。
春が楽しみだ。
傾斜のあちこちにある石を拾い積み上げた。
これで草刈り機が入っても石を飛ばす心配がなく
作業ができる。
午後から暖炉用の薪にするための木を切った。
チェーンソーの音が響き渡り、山の陰に隠れている鹿たちがきっと驚いただろう。
これで来春まで山の作業はお休み。
今から雪の季節になる。
雪化粧した山の風景も美しいだろう。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《キューイフルーツの棚設置》山梨県北杜市》2017.11.26

北杜市の畑として利用している120坪程の空き地の活用で、
ガーデンプランをたてた。
キューイフルーツの棚の設置、ブラックベリーの植え込みスペース、8区画に分けたハーブガーデン、果樹の植え込みスペース、
野菜の畑スペース。
毎年草刈りに四苦八苦されていて、今回の大きな目的は
出来る限り草刈りに手間をかけずに済む事。
草が生えているだけの状態を、実のなるものを育てる事で
土地の活用ができる事。
これだけ広い土地の草刈りを無くす事はかなり至難の技。
提案として植栽区域と道となる部分をはっきり分けて、道となる所は草刈り機が通れる道幅をあけて置く。
ハーブ植栽区域はお客様のご要望により、防草シートを敷きこみ草避けをする。草に関してはいろいろな考え方があり、自然農法など考え方は様々だから、どんな農法で畑を管理するかは管理者次第になる。果樹やベリーの実がなり、ハーブが育ち、元気に育った野菜たちで一杯になる日が楽しみである。

Piante da giardino 〈庭の植物〉2017.11.25-5

チョコレートコスモスの紅色と
ツルコケモモの赤茶けて長く伸びた蔓。
山あいの木々に囲まれた自然豊富な中に建つ事務所の
入り口にかけたハンギングバスケット🍁
赤茶けた自然の景色の美しい色が壊れないように
風化したワイヤーのバスケットに自然のままの色を植え込んだ。
ワイヤーの穴から土が溢れないように、
ヤシのマットを敷き混んで水苔で土止めをしながら
中心になる植物から植え込んでいく。
寒い時期なので根鉢は軽くほぐす程度。
ポットの底の形状を記憶して狭い中でぐるぐる回った根が、
ほぐされたことにより根の先を新しい土へと伸ばして行く。

 

Piante da giardino 〈庭の植物〉2017.11.20-4

アリウム.ギガンチウム

ネギ科ネギ属(アリウム属)の秋植え球根。
10月末ごろ植え付ける。
休眠中の耐暑性はやや弱いが耐寒性は強い。
花は5月~6月に直径15cm前後の球状の花序に
紫色の花をつける。草丈は120cm前後になる。
花は2年目からだんだんと小さくなり3~4年で
球根が腐り無くなってしまうことがよくあるので、
3年程したら新しい球根を植えるようにしている。
1球あたり400円~600円はするので沢山植え付けるのを
ためらってしまうが、丸いボンボンが庭先を賑わす光景を
想像すると、欠かせない秋植え球根の一つである。

写真は数年前の6月末頃撮ったもの。テーマパークのガーデンに植えたギガンチウム。
小道の脇に咲いているのはアルケミラモリスやピンクのコーンフラワー、シロツメグサなど。
その後ろに咲くネギ坊主のような紫色のギガンチュウムは
ガーデンを引き立て、その存在感はとても大きい。

日本水仙などの早咲きはお正月前頃から、
4月頃咲く原種のチューリップ、
パイナップルのような形で7月頃咲き始める白花のパイナップルリリーなど、冬から初夏まで順次花を楽しめる球根をプランを立てて植え付けるといっそうガーデンが楽しくなるだろう。

Cose da pensare ogni giorno〈日々思う事〉2017.11.15

山は紅葉の紅と常緑樹の緑のコントラストが見頃な季節になった。
すっかり秋深く、もうすぐ訪れる冬への準備を始めていた。
いっとき山から見える遠い街が雲海のようになり、やがて周りが真っ白になり、白くぼやけた景色が美しかった。

落ち葉で敷き詰められた山あいの小道を歩いた。
🍂サク サク サク🍂 落ち葉の上を歩く音に心が和む。
枯葉の音は副交感神経に作用して身体をリラックスさせ、脳を活性化させる働きがあるそうだ。朝早く森林浴を楽しみながらサクサクと散歩することは、とても身体にも心にも良いそうだ。
葉を広げ、色を変え、花を咲かせ、実をつけ、いろんな姿を見せてくれる植物たちはいつも側にいてくれる。
木々は葉を落としてからも音を通じて人の心を優しくさせる。

忙しい毎日、一生懸命生きる。
でも日々の暮らしに追われ、身体だけでなく心にも大きな負担をかけてしまうことがある。
涙が流れる程に心がすり減り行き場のない辛い時もある。
そんな時、フウッと一息深呼吸してみる。
自分を休める手段が欲しくなる。
流れるように過ぎ去る時間の中にいるからこそ、自分を癒せる方法を知っていたら心強いと思う。
きっと人にも自分にも優しくなれると思う。
草木の匂いを感じ、自然からもらう穏やかな心を
大切にしていきたい。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事》🌿《スウェイル作り 山梨県山梨市 》2017.10.28

横幅60cm×深さ60cm×長さ20mの同じ深さの長い溝を掘り、雨を一時溝に溜めて、その後土にゆっくりと雨水を浸透させる目的の、SWALES(スウェイル)と言われるものを設置する作業を行った。伐採した木の枝や根っこを溝に入れ、土をかぶせ、ふかふかの土を作り、溝の脇には実のなる木を植えたいとのこと。パーマカルチャーを学びご夫婦でその手法の実現に挑戦されていて、今回はその実現のお手伝いをほんの少しさせて頂いた。パーマカルチャーについてはいくつかホームページでも紹介されている。北海道や長野など各地で講座も開かれているようだ。http://pccj.jp/permaculture/technique/

若い方達を中心に今、農業のあり方も変わってきていると思う。農薬を使わない、もしくは減農薬に力を入れていて、道の駅や農産物売場では、無農薬野菜のラベルをよくみかけるようになった。農薬を使わないから虫食いがあるというのは、かなり昔で最近は無農薬であっても虫食いのない元気な野菜へと変わってきている。19年程前になるだろうか、私の植物や土、ガーデンにかかわるポリシーの原点でもある、私の師匠であるガーデンの先生がおっしゃっていたことをよく思い出す。農薬の怖さを訴えている者はおかしいと言われた時代。農薬を使い続ければ必ず数年後にはその影響が出るとあの当時の農薬や、園芸に対する考え方についてよく話されていた。結局、今、あちこちで農業が見直され、勉強会や講演会がよく行われている。生産と売上との問題はあるから農法にどこまで手間暇、経費をかけられるのかは大きな課題だと思うが、試行錯誤の中から、これから育っていく子供達に安全な美味しいものを食べさせられる時代が来ることを願うというこの気持ちにつきる。

 

Piante da giardino 〈庭の植物 〉2017.10.15-3

オミナエシ

(山梨県北杜市高根町清里にある、清里の森内に建つドライフラ ワーと雑貨のお店  「森の日曜日」にて。)

オミナエシ科の多年草。秋の七草のひとつ。草丈は1m程、8月~10月頃黄色い可愛い花を咲かせる。花期が長く、毎年咲くので手もかからずガーデンにはおすすめ。

《組み合わせ》

ユーパトリウム セレスチナム(青色フジバカマ)は高さ50cmくらいなのでオミナエシの前に群生させる。黄色と青の組み合わせが爽やか。