Piante da giardino 〈庭の植物〉2017.11.25-5

チョコレートコスモスの紅色と
ツルコケモモの赤茶けて長く伸びた蔓。
山あいの木々に囲まれた自然豊富な中に建つ事務所の
入り口にかけたハンギングバスケット🍁
赤茶けた自然の景色の美しい色が壊れないように
風化したワイヤーのバスケットに自然のままの色を植え込んだ。
ワイヤーの穴から土が溢れないように、
ヤシのマットを敷き混んで水苔で土止めをしながら
中心になる植物から植え込んでいく。
寒い時期なので根鉢は軽くほぐす程度。
ポットの底の形状を記憶して狭い中でぐるぐる回った根が、
ほぐされたことにより根の先を新しい土へと伸ばして行く。

 

Piante da giardino 〈庭の植物〉2017.11.20-4

アリウム.ギガンチウム

ネギ科ネギ属(アリウム属)の秋植え球根。
10月末ごろ植え付ける。
休眠中の耐暑性はやや弱いが耐寒性は強い。
花は5月~6月に直径15cm前後の球状の花序に
紫色の花をつける。草丈は120cm前後になる。
花は2年目からだんだんと小さくなり3~4年で
球根が腐り無くなってしまうことがよくあるので、
3年程したら新しい球根を植えるようにしている。
1球あたり400円~600円はするので沢山植え付けるのを
ためらってしまうが、丸いボンボンが庭先を賑わす光景を
想像すると、欠かせない秋植え球根の一つである。

写真は数年前の6月末頃撮ったもの。テーマパークのガーデンに植えたギガンチウム。
小道の脇に咲いているのはアルケミラモリスやピンクのコーンフラワー、シロツメグサなど。
その後ろに咲くネギ坊主のような紫色のギガンチュウムは
ガーデンを引き立て、その存在感はとても大きい。

日本水仙などの早咲きはお正月前頃から、
4月頃咲く原種のチューリップ、
パイナップルのような形で7月頃咲き始める白花のパイナップルリリーなど、冬から初夏まで順次花を楽しめる球根をプランを立てて植え付けるといっそうガーデンが楽しくなるだろう。

Piante da giardino 〈庭の植物 〉2017.10.15-3

オミナエシ

(山梨県北杜市高根町清里にある、清里の森内に建つドライフラ ワーと雑貨のお店  「森の日曜日」にて。)

オミナエシ科の多年草。秋の七草のひとつ。草丈は1m程、8月~10月頃黄色い可愛い花を咲かせる。花期が長く、毎年咲くので手もかからずガーデンにはおすすめ。

《組み合わせ》

ユーパトリウム セレスチナム(青色フジバカマ)は高さ50cmくらいなのでオミナエシの前に群生させる。黄色と青の組み合わせが爽やか。

 

 

 

 

Piante da giardino 〈庭の植物 〉 2017.10.12-2

山間に建つ小学校の石垣に、真っ赤に紅葉した蔦を見つけた。

ゴツゴツした石を這うようにビッシリと広がっている蔦は

見事だった。

アプローチや花壇、門柱などの硬い石や煉瓦などに這わせると、柔らかく優しい感じになる。

四季折々、花々が少なくなる季節には欠かせない、

紅葉を見せる蔦は、ガーデンを華やかにしてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

Piante da giardino 〈庭の植物 〉2017.4.28-1

甲府市S邸

銅葉のトキワマンサクの赤に近い鮮やかな桃色と、足元に咲いているツルニチニチソウの青い花。その後ろに斑入りヤブラン。色のコントラストか見事で、道行く人が足を止めて綺麗だと眺めて行きました。植え付けてから今年で5年目になります。