Lavori da giardino今日の庭仕事🌿《山の作業5 山梨県甲斐市》2017.12.7

山はすっかり冬の景色に変わっていた。
サクサクと音をたてながら歩く山道には霜が降りていた。
今日は今年最後の山の作業日。
時期は遅いが原種のチューリップの球根を植えた。
春が楽しみだ。
傾斜のあちこちにある石を拾い積み上げた。
これで草刈り機が入っても石を飛ばす心配がなく
作業ができる。
午後から暖炉用の薪にするための木を切った。
チェーンソーの音が響き渡り、山の陰に隠れている鹿たちがきっと驚いただろう。
これで来春まで山の作業はお休み。
今から雪の季節になる。
雪化粧した山の風景も美しいだろう。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《キューイフルーツの棚設置》山梨県北杜市》2017.11.26

北杜市の畑として利用している120坪程の空き地の活用で、
ガーデンプランをたてた。
キューイフルーツの棚の設置、ブラックベリーの植え込みスペース、8区画に分けたハーブガーデン、果樹の植え込みスペース、
野菜の畑スペース。
毎年草刈りに四苦八苦されていて、今回の大きな目的は
出来る限り草刈りに手間をかけずに済む事。
草が生えているだけの状態を、実のなるものを育てる事で
土地の活用ができる事。
これだけ広い土地の草刈りを無くす事はかなり至難の技。
提案として植栽区域と道となる部分をはっきり分けて、道となる所は草刈り機が通れる道幅をあけて置く。
ハーブ植栽区域はお客様のご要望により、防草シートを敷きこみ草避けをする。草に関してはいろいろな考え方があり、自然農法など考え方は様々だから、どんな農法で畑を管理するかは管理者次第になる。果樹やベリーの実がなり、ハーブが育ち、元気に育った野菜たちで一杯になる日が楽しみである。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事》🌿《スウェイル作り 山梨県山梨市 》2017.10.28

横幅60cm×深さ60cm×長さ20mの同じ深さの長い溝を掘り、雨を一時溝に溜めて、その後土にゆっくりと雨水を浸透させる目的の、SWALES(スウェイル)と言われるものを設置する作業を行った。伐採した木の枝や根っこを溝に入れ、土をかぶせ、ふかふかの土を作り、溝の脇には実のなる木を植えたいとのこと。パーマカルチャーを学びご夫婦でその手法の実現に挑戦されていて、今回はその実現のお手伝いをほんの少しさせて頂いた。パーマカルチャーについてはいくつかホームページでも紹介されている。北海道や長野など各地で講座も開かれているようだ。http://pccj.jp/permaculture/technique/

若い方達を中心に今、農業のあり方も変わってきていると思う。農薬を使わない、もしくは減農薬に力を入れていて、道の駅や農産物売場では、無農薬野菜のラベルをよくみかけるようになった。農薬を使わないから虫食いがあるというのは、かなり昔で最近は無農薬であっても虫食いのない元気な野菜へと変わってきている。19年程前になるだろうか、私の植物や土、ガーデンにかかわるポリシーの原点でもある、私の師匠であるガーデンの先生がおっしゃっていたことをよく思い出す。農薬の怖さを訴えている者はおかしいと言われた時代。農薬を使い続ければ必ず数年後にはその影響が出るとあの当時の農薬や、園芸に対する考え方についてよく話されていた。結局、今、あちこちで農業が見直され、勉強会や講演会がよく行われている。生産と売上との問題はあるから農法にどこまで手間暇、経費をかけられるのかは大きな課題だと思うが、試行錯誤の中から、これから育っていく子供達に安全な美味しいものを食べさせられる時代が来ることを願うというこの気持ちにつきる。

 

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《キュウイフルーツの摘果作業 山梨県山梨市》2017年7月13日

キュウイフルーツの摘果作業をした。受粉がうまくできなかった小さいもの、変形したものを摘果する。太い枝の剪定も行なった。連日の猛暑の中での作業、雨も少ない。

お昼休み棚の下でお弁当を食べた。山道の脇に成っていた真っ赤な木苺の実がすっぱくて美味しかった。広大な棚の上に広がった、キュウイフルーツの葉っぱの隙間から溢れる陽の光がとても綺麗。聞こえてくるのは時折聞こえる、遠く山の下を走る軽トラの音。鳥や蝉の鳴き声。カサカサと風で擦り合う葉っぱの音。暫く椅子にもたれてぼんやりしていた。穏やかな静かな時間を過ごした。

今年の作業は終わり。秋の収穫を待つばかり。果物農家さんのお手伝いをさせて頂いて多くの事を学び、沢山自然に触れた。自然の中に立つ自分の心がいつも癒されていた。

常に天候に左右されながら、果物の成長を把握して作業していく。健康第一でなければやり通せない。作る喜び、食す喜びの陰には大変な日々があるのだと知った。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《山の作業4 山梨県甲斐市》2017年7月11日

標高1000mのこの地、甲府の町よりは涼しいとはいえ、この夏はとても暑い。何度も木陰で休憩した。今日の作業はクリスマスローズのまわりの草取りと山道の手摺り用のロープ取り付け作業。

時折吹く風が気持ち良い。真っ青な空が眩しい。 汗を流して、土に塗れて、真っ黒に日焼けして……。そんな時が私はとても心地よい。この大木の下で空を見上げると、日常の苛立ちや不安なこと、くよくよしていた自分がとても小さく感じる。フーッと大きく深呼吸!この大木や緑の大地から大きなエネルギーをもらった気がする。                    「よし!頑張ろう!」

 

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《庭木の手入れ 山梨県甲府市O邸》2017年7月10日

庭の草取り、植物の選定をした。この時期サルスベリの花が庭を賑わす。夏のガーデンにはお薦めの樹木だ。このサルスベリの花色は紫がかった青色の、とても綺麗な爽やかな花色だ。今年で4年目になるこの庭の木々も大分成長している。シンボルツリーはリビング前のオリーブの木。とても暴れる木だが、その暴れる感じがこの庭を柔らかく美しく見せている。足元には紫陽花やギボウシ、シャリンバイ、そして大きく広がったイブキジャコウソウやワイヤープランツたち。花壇にはコウリンタンポポやエキナセアなどの宿根草やハーブ。実のなる木はブルーベリーやアロニアの木。生垣にはシルバープリペット。樹木や下草は春から秋の終わりにかけて数回手入れをする。土作りは初年度、有機の堆肥のみを漉き込んだ。草花の肥料は有機肥料のガーデンラバーズを月に1~2度散布しているだけである。農薬や化学肥料に頼らない地力をつけた土作り、植物に囲まれた四季おりおりの花が楽しい庭作りのお手伝いをして行きたいと思う。

 

 

 

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《ブドウの摘粒 山梨県山梨市》2017.6.25

ブドウの作業もふさ作り、ジベ処理、笠かけと進み、
摘粒そして袋かけと忙しさ真っただ中だ。
摘粒していると変形した粒が時々出てくる。
“しんちゃんのおしり”と私はよんでいる粒はクレヨンしんちゃんの
おしりみたいな形をしている😊
みんなで手を動かしながら、楽しく会話する。

山梨市の水口地区で作業しているのだが、
山に登る獣道の入り口にはお地蔵様がいる。
一緒に仕事をしているお姉さんの話しだと700年程前のものらしい。
他にも、子供にまつわる“首地蔵”さん(www.geocities.jp/bear7/yamanasi/kubiji.htm)や、
日本最古と言われる鳥居がある大井俣窪八幡神社など
歴史を感じるスポットが沢山ある。
この地にきて、自然の中で時間を過ごしていると心が洗われる気がする。
人やその場所との出会いって、目には見えない縁で繋がっていて
長い時間一緒に過ごしていると、もしかしたらずーっと昔、前世たちが繋がっていたのではないかと、タイムスリップしてみたくなるような不思議な気持ちになる。
日々の出会いは自分にとって大切なことで、この関わりを大切にしていくことが
自分の人生を豊かにしてくれるのだと思う。
何かに感動し、ロマンを感じ、ワクワクする。
そんな心を持っていたい。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《山の作業3 山梨県甲斐市》2017年6月15日

半日陰に鮮やかに咲く桃色はクリンソウ、
小さな可愛らしいのはイワダレソウ、
柔らかな白の群生はレースフラワー🌿
今日の山は風が冷たくて、肌寒かった。
水仙の群生の景色からすっかり様変わりしていて、
蕾だつた花たちがあちこちで満開になっていた。
先週山梨も梅雨入りした。
天気が続き水不足も心配されるが
四季折々に見られる山の風景はいつも新鮮だ。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《ブドウ畑 山梨県山梨市》2017年6月14日

モクモクした雲が青空に広がっている。
爽やかな風が吹いた。心までも爽やかになる。
暫くすると雲が散らばった。きれいな空だ。
今日はデラぶどうの笠かけをした。
写真は、茎まで赤いベリーA🍇
山梨市の“森の前”と“狐塚”という地名のぶどう畑。
なんだか動物たちが森の中から顔を出していそうで楽しい気持ちになる😊
以前、瓜坊が5匹列なって歩いていたそうだ。
なんともかわいらしさが連想される。きじもよく歩いている。
近くの茂みの中におそらく子供達がいるのだろう。
お父さんきじは、そちらに人間の目が向かないようにしているのだろうか。
人間と同じ、親ってすごいなあと感心する。
山では鹿やいのししによる作物の被害が増えていて、
行動範囲も広がり町に近づいているようだ。
熊に襲われ、人間の命を脅かすことが度々おこっているのも現実。
どうしたら安全に暮らしていけるのか、
動物たちが人間の住む場所まで降りてこなければならない程、
食べ物に飢えているのか、
問題解決には頭を悩ませるところだが
被害を受け、対策を講じながらも、
動物や虫たち、そして植物と人間の共存共生を考え、
共に生きる道を模索していかなければならないことも忘れてはいけないと思う。

Lavori da giardino〈今日の庭仕事〉🌿《庭木手入れ 山梨県甲府市 F邸》2017年6月11日

年に2回、庭木の手入れに入る。
今回は春の庭木の剪定とアメリカシロヒトリの消毒をした。
毎年春は、高所作業車を使って10m近い高木の剪定をする。
前年、スズメバチとカラスの巣があったが今年はなかった。
高所作業車に乗ったり、木に登っての作業、職人さんの仕事ぶりに感激!