北杜市の畑として利用している120坪程の空き地の活用で、
ガーデンプランをたてた。
キューイフルーツの棚の設置、ブラックベリーの植え込みスペース、8区画に分けたハーブガーデン、果樹の植え込みスペース、
野菜の畑スペース。
毎年草刈りに四苦八苦されていて、今回の大きな目的は
出来る限り草刈りに手間をかけずに済む事。
草が生えているだけの状態を、実のなるものを育てる事で
土地の活用ができる事。
これだけ広い土地の草刈りを無くす事はかなり至難の技。
提案として植栽区域と道となる部分をはっきり分けて、道となる所は草刈り機が通れる道幅をあけて置く。
ハーブ植栽区域はお客様のご要望により、防草シートを敷きこみ草避けをする。草に関してはいろいろな考え方があり、自然農法など考え方は様々だから、どんな農法で畑を管理するかは管理者次第になる。果樹やベリーの実がなり、ハーブが育ち、元気に育った野菜たちで一杯になる日が楽しみである。
月別: 2017年11月
Piante da giardino 〈庭の植物〉2017.11.25-5
チョコレートコスモスの紅色と
ツルコケモモの赤茶けて長く伸びた蔓。
山あいの木々に囲まれた自然豊富な中に建つ事務所の
入り口にかけたハンギングバスケット🍁
赤茶けた自然の景色の美しい色が壊れないように
風化したワイヤーのバスケットに自然のままの色を植え込んだ。
ワイヤーの穴から土が溢れないように、
ヤシのマットを敷き混んで水苔で土止めをしながら
中心になる植物から植え込んでいく。
寒い時期なので根鉢は軽くほぐす程度。
ポットの底の形状を記憶して狭い中でぐるぐる回った根が、
ほぐされたことにより根の先を新しい土へと伸ばして行く。
Piante da giardino 〈庭の植物〉2017.11.20-4
アリウム.ギガンチウム
ネギ科ネギ属(アリウム属)の秋植え球根。
10月末ごろ植え付ける。
休眠中の耐暑性はやや弱いが耐寒性は強い。
花は5月~6月に直径15cm前後の球状の花序に
紫色の花をつける。草丈は120cm前後になる。
花は2年目からだんだんと小さくなり3~4年で
球根が腐り無くなってしまうことがよくあるので、
3年程したら新しい球根を植えるようにしている。
1球あたり400円~600円はするので沢山植え付けるのを
ためらってしまうが、丸いボンボンが庭先を賑わす光景を
想像すると、欠かせない秋植え球根の一つである。
写真は数年前の6月末頃撮ったもの。テーマパークのガーデンに植えたギガンチウム。
小道の脇に咲いているのはアルケミラモリスやピンクのコーンフラワー、シロツメグサなど。
その後ろに咲くネギ坊主のような紫色のギガンチュウムは
ガーデンを引き立て、その存在感はとても大きい。
日本水仙などの早咲きはお正月前頃から、
4月頃咲く原種のチューリップ、
パイナップルのような形で7月頃咲き始める白花のパイナップルリリーなど、冬から初夏まで順次花を楽しめる球根をプランを立てて植え付けるといっそうガーデンが楽しくなるだろう。
Cose da pensare ogni giorno〈日々思う事〉2017.11.15
山は紅葉の紅と常緑樹の緑のコントラストが見頃な季節になった。
すっかり秋深く、もうすぐ訪れる冬への準備を始めていた。
いっとき山から見える遠い街が雲海のようになり、やがて周りが真っ白になり、白くぼやけた景色が美しかった。
落ち葉で敷き詰められた山あいの小道を歩いた。
🍂サク サク サク🍂 落ち葉の上を歩く音に心が和む。
枯葉の音は副交感神経に作用して身体をリラックスさせ、脳を活性化させる働きがあるそうだ。朝早く森林浴を楽しみながらサクサクと散歩することは、とても身体にも心にも良いそうだ。
葉を広げ、色を変え、花を咲かせ、実をつけ、いろんな姿を見せてくれる植物たちはいつも側にいてくれる。
木々は葉を落としてからも音を通じて人の心を優しくさせる。
忙しい毎日、一生懸命生きる。
でも日々の暮らしに追われ、身体だけでなく心にも大きな負担をかけてしまうことがある。
涙が流れる程に心がすり減り行き場のない辛い時もある。
そんな時、フウッと一息深呼吸してみる。
自分を休める手段が欲しくなる。
流れるように過ぎ去る時間の中にいるからこそ、自分を癒せる方法を知っていたら心強いと思う。
きっと人にも自分にも優しくなれると思う。
草木の匂いを感じ、自然からもらう穏やかな心を
大切にしていきたい。